
物件の弱みを克服し、周りにはない目立つ物件へ
神奈川県横浜市
福岡県久留米市にある築39年の賃貸マンション。
間取りは3LDKタイプの新婚・ファミリー向けで、周辺の環境は、コンビニ、スーパーのが近くにあり生活には困らない環境です。
「Reborn(再生・生まれ変わり)」をテーマに、若い世帯の入居者に選ばれるように、築古という見た目の印象を変えるとともに、共用設備の改善を行いました。
新築時に子ども向け設備として設けられ、今となっては使われる事がなくなった鉄棒が物件正面エントランスにあり、築古の印象を決定づけていました。
マンションのエントランスは必ず訪問者・通行人の目に触れ、第一印象を決める大切な場所です。
エントランスをグレードアップすれば、マンションイメージが大きく変わることから、鉄棒とフェンスは撤去し、コンクリートブロックを高さを揃えてから塗装を行い、地面には人工芝を敷詰め、物件名にある「グリーン」を彷彿させる、明るく健康的な表情を創りました。
鉄棒を撤去したスペースは、サイズ感を利用してゴミステーションとして有効活用。
フェンス代わりに新設した門柱と、リニューアルした銘板の下地にしているシート建材を木調にしてアクセントとしました。
また全体的に再塗装を施しています。
共用廊下の壁面は物件名を意識してグリーンを使用しました。
賃貸マンションの設備として人気の高い宅配ボックスを新設し、若い世代にアプローチしています。
物件名に名前「グリーン」が入っているので、共用廊下の壁面をグリーンで塗装したり、花壇に人工芝を敷いたり、物件イメージと名前にギャップがないように、グリーンを増やしたアイデアをご提案しました。
築後、約40年で昭和、平成の時代を経ていますが、令和になっても皆さんに長く住んでもらえる物件になると嬉しいです。
以前はゴミ置き場が目の前にあったことに加え、古くなったフェンスがイメージを悪くしていました。今回エントランスがキレイにり問題が解消されてイメージアップに繋がりました。
外壁もスッキリとした色使いで今風の建物に生まれ変わり、資産価値を高めることが出来ました。