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給水管工事

給水管って洗った方が良いの?

排水管の洗浄は一般的に行われています。でも給水管の洗浄は?給水管洗浄にはなかなか目が向きませんね。
朝日リビングでは給水管洗浄の目的と重要性、効果的な洗浄方法をご紹介し、正しい建物のメンテナンスのあり方をご提案します。

排水管洗浄
排水管洗浄は一般的になり¥3,000〜¥4,000/1戸程度で行われております。
これだけ普及したのは、洗浄せずに使用し続けた場合のリスクが認知されたからではないでしょうか?
排水管が詰まった時のリスク、排水管から異臭が出た時のリスク…。
給水管は汚染されない?
なぜ給水管が劣化するのか?
近年は水道水の水質が向上したとはいえ、不純物は混入しています。それら不純物が管内に付着し、不純物同士が融合することで“スライム”という物質に変化します。このスライムが配管を腐食・劣化を進行させるのです。
また鉄管の場合、管内の汚染に伴い「赤水」という問題も出てきます。
給水管劣化のリスク
最大のリスクは漏水時に表面化します。
一般的に給水管は埋設されています。埋設配管の場合、漏水箇所の特定は非常に困難です。漏水が予想される部分の壁を壊し、配管を調べなくてはなりません。また漏水箇所の特定に成功しても、悪くなった配管を直せばよいというものではなく、一箇所漏水が発生したという事は、他の配管の寿命を考慮する必要があります。「あっちで漏水…部分補修で直して、今度は別の場所で…」といつかは部分補修では追いつかなくなるのです。
断水、コスト
漏水箇所の調査やその補修時には断水する必要が出てきます。
入居者や利用する側にとって、水が使えないという大変大きな負担を強いることになります。
更にコスト面でも小さな部分補修とはいえ、それを何度も何度も行うとそれなりの大きな金額になってしまいます。
行きつく先は露出配管
写真の建物は築35年で一切給水管メンテナンスをしなかった建物です。小さな漏水が数回発生し、そのたび部分補修で直してきましたが、最終的には部分補修では追いつかなくなり露出配管にやり直しました。
大規模な工事と大きな費用や長い工事期間をかけて、どれだけ気を使っても外観はこうなってしまいます。何よりも建物の美観を損ない、資産価値が落ちてしまいます。
また利用者や居住者の立場を考えた場合、与える印象は大きなマイナスになるでしょう。

給水管洗浄方法の種類いろいろ

ライニング工法

配管内の水を抜き研磨剤を含んだ高速空気を送り込み、その後エポキシ樹脂でコーティング

  • 高圧空気で配管をサンド研磨。配管を削るので肉厚が薄くなり、穴が開く場合もある。
  • 工期が長い
  • 銅管(給湯管など)には施工不可。
  • 標準コスト 30〜35万円 ⁄ 1戸
脱気工法

装置で水中の酸素を除去し赤サビの形成をとめる

  • 水中酵素を除去する装置にフィルター交換やメンテナンスが必要になりランニングコストが高い。
  • 直接管内を洗浄するのではないので即効性がない。装置を取り付けてから洗浄を始めるので、効果確認ができない。
  • 標準コスト 20〜25万円 ⁄ 1戸
磁気工法

給水管にバイパスを組み装置を取り付ける

  • 配管内に流れる水に磁力を当てることにより水を活性化させる。
  • 活性化した水の効果にバラつきがある為、効果確認ができない。
  • 銅管(給湯管など)には施工不可。
  • 標準コスト 10〜15万円 ⁄ 1戸
薬品洗浄法

給水管にバイパスを組み装置を取り付ける

  • 洗浄薬剤が管内に残留する可能性があり、健康面への影響に注意が必要。
  • 銅管(給湯管など)には施工不可。
  • 標準コスト 10〜20万円 ⁄ 1戸
オゾン洗浄工法

給水管内にオゾン水を流し洗浄と殺菌・酸化被膜形成を同時に行う

  • 管内残留物の心配が無く効果の確認ができる。
  • 標準コスト 7〜10万円 ⁄ 1戸
 
 
用語解説
オゾン
オゾンとは元素記号で「O³」。自然大気中に存在する酸素分子と酸素原子だけでできている物質です。
強力な殺菌力・脱臭力・漂白力を持っており、その力は塩素の7倍といわれております。近年では水道水を精製する浄水場などで使用されています。
最大の特徴は自然分解。配管洗浄で使用するオゾン水は2〜3時間で、酸素と水に分解され残留物が発生しません。
 
 

辿り着いたオゾン洗浄工法

朝日リビングでは上記に紹介した給水管洗浄工法をはじめ、様々な洗浄方法を全て試してまいりました。それぞれの洗浄工法の長所・短所を分析し、辿り着いた工法が「オゾン水殺菌洗浄システム」です。

オゾン洗浄の利点
  1. 効果が確認できる
    オゾン水を直接配管内に流し洗浄するので、洗浄中に流出するオゾン水が徐々にきれいになっていくのが確認できます。 ライニング工法の場合施工時には配管内の水分がなくなるので、効果確認が困難です。また脱気工法や磁器工法は器具を取り付け、水質を変えることでサビなどの発生を抑え、洗浄する工法なので効果の確認ができません。
  2. 殺菌・脱臭効果
    オゾンの酸化力で、赤サビ・スライム・汚れを洗浄するだけではなく、分解を行うので、殺菌・脱臭効果が発揮されます。ライニング工法の場合、管内をコーティングしますが殺菌効果が無く再発の可能性があります。脱気工法や磁器工法は殺菌脱臭効果は期待できない。
  3. 配管内の残留物0
    オゾンは、自然大気中に存在しており、酸素と同素体である無色の気体です。 オゾン水は短時間で水と酵素に分解されるの、配管内に有害物質を一切残しません。ライニング工法の場合、管内コーティングする素材により、水質の変化が起こる場合がある。また薬品洗浄は残留物による安全面に考慮する必要がある。
  4. 配管内を傷めない
    オゾンの酸化力による分解洗浄と高圧エアーによる洗浄方法なので、配管内に硬い物質や配管を溶かすような物質を流さないので、配管を傷める事がありません。ライニング工法では、配管を直接削るので肉厚が薄くなり、配管に穴が開く場合もある。
  5. コストが安い
    費用は施工費のみでランニングコストがかかりません。
  6. 施工時間が短い
    高速流工法で、施工時間・断水時間を短縮。
    10階のオフィスビルで1〜2日。30世帯のマンションなら3日ほどで終了。
    断水時間が短いことは入居者や利用者へなによりも喜ばれます。
    洗浄前の配管
    洗浄後の配管

オゾン洗浄システム工法手順

 
 
給水管洗浄で水がキレイになるの?
よく「飲み水ををキレイに」という効果で給水管洗浄の効果を説明している業者がいます。確かに管内の赤サビやスライムなどを除去するので、「キレイになる」という表現は間違っていませんが、「飲み水をキレイに」という概念だと、すこし違ってきます。 それらの働きをするものは「活水器」や「浄水器」の仕事になります。
このあたりの、それぞれの働きをしっかりわかっておく事も大切です。
 
 
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